生産性  小学4年でもわかるカット教室

私は昨日の営業で驚くべき発見をした。
ちょっと大袈裟ですが私達の既成概念を覆す事である。

お客様のFさんに、いつものセットの仕方のおさらいをしてた時である、、、
前回も教えてみたみたいで、今回も同じように教えていこうと思って、何気にワックスの量から言っていこうと思った瞬間、「ちょっと待てよ」このFサンとは
AIやロボットの話を、カットをしている最中に話してたのを思い出し頭脳明晰なのは知っていた為、前回のセットの仕方をどれくらい覚えているか聞いてみた。
すると100%覚えていた。流石だなぁと感心してたら、また「ちょっと待てよ」
私の家内は結婚して30年間私の仕事を見てワックスの付け方が覚えられないくらい不器用で、また以前雇用してた6回も美容師の国家試験を落第したスタッフも、10年以上勤めて
私が思い通りのワックスがつけられない。
知らず知らず潜在意識の中で、自分が上手いのか家内やスタッフが
不器用なのかと思ってた。
朝の通勤で、ちょっと若い男性のヘアスタイルを見る習慣って言うか、男女問わず直ぐに、髪型を見てしまう職業病みたいな習慣があるのですが、カッコよく決まってる方もよく見かけるので別に特段に、私が上手いと思ったことがなく、どちらかと言うとこの両名の女性はこの仕事にかなり向いていないのか、それともポンコツなのだと思っていた。

話を戻して、お客様が前回のセットの仕方を完全暗記していたので、では次の段階だとお思い、ワックスを渡してお客様にやって貰ったところ完全に出来たのである。
驚きの連続は、まだ続いて自分で完璧にセットしたのである

このFさんは年齢は40代半ばで、趣味はキャンプらしく職業は車のエンジンの設計をする
それもレーシング車のエンジニアだ。別段ファッション関係でも無ければ、逆にオシャレにはどちらかというと疎いかもしれない。ごく一般的なタイプのお客様である。
最近2台目のホンダの新型N BOXワゴンを購入された車とダイビングが趣味の方である。

そしたらワックスがいいのか?ワックスはルベルの普通のサロン商品で以前から使っていて家内もスタッフも条件が同じである。
以前、妙なことを私の尊敬するサロンで若いスタッフにセットをしてもらってたら
「そのワックスどこの?」って聞いたら「ドンキのやつ」って素直に答えて貰って
ちょっとびっくりしたが、直ぐ納得した。
理由は二つ有り、1つは若いスタッフはワックスに限らずお店のものを無駄使いするのと
2つめはどんなスタイリング剤でもプロが使えばそこそこ同じで上手く使いこなす。

結論を言えば、前者が頭脳明晰で器用なタイプで後者が頭脳がポンコツで不器用なタイプだけは事実である

ここで二つの生産性の解が導き出せた
①生産性を高めるには、平均点は50点前後取れなければいけないであろう
まぁ小学4年生くらいの学力は必要であるということと
②素直に心が、生産性を高めると言う事である

私が特段、上手い訳でもセンスが有る訳でもなく小学4年の学力が有り、お客様に素敵になって欲しいと、素直な心で仕事をしているだけなのだと思います。

余談ですが、家内は社交ダンスを週3回京都迄、レッスンを行くが
余り良い成績を取る事はなく、スタッフは車の免許に少しだけ難しい理美容師の国家試験を何度となく落ちていたので、私のもう一つの株式会社RCコンサルタントの定款のひとつに「カットロボットの開発」と記述している。
このポンコツ2人のおかげ⁉︎で、真剣にロボットの方が素直に器用にできると今でも本当に思っており、カットロボットは簡単にできると思う。ただ採算が合わないだけで人間の方が安く済むと言う事と、「好きこそものの上手なり」ではなく

好きになる努力を続けれれば、仕事は必ず上手くなる

と言うことを京都セラの稲盛和夫さんが言っていた


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